セブ島で安全にタクシーに乗る方法を徹底解説!料金や注意点も
フィリピン・セブ島は電車が走っておらず、主な移動手段はタクシーです。日本よりもかなり安く乗ることができますが、「実際の料金はいくらなんだろう」「海外のタクシーは乗り方などが不安」と言った声もあります。
そこで今回はセブ島のタクシー事情について解説していきます。具体的には
・タクシーの種類
・タクシー料金
・支払い方法
・タクシーの乗り方
・乗車時の注意点
についてご紹介していきます。
Contents
セブ島のタクシーには3種類ある!?
一般的なタクシー(白色)
セブ島内を入っている一般的なタクシーは、白色のタクシーです。空港にも停留しています。
エアポートタクシー(黄色)
マクタン・セブ国際空港へ到着すると上記で説明した白色タクシーと、黄色い車体のエアポートタクシーが停留しています。
エアポートタクシーの特徴は滞在先ホテルなど目的地まで定額で乗れますが、白色のタクシーより料金は割高です。この定額制で乗れるということは、日本のタクシーのようなメーターを使うものではなく交渉で乗る必要があります。
値段が割高でサービスの質は白色のタクシーと変わりはないので、白色のタクシーを選ぶ方が良いでしょう。
grabタクシー(白色または一般乗用車)
スマートフォンで簡単にタクシーを呼べる配車アプリ、日本では「Uber」がよく知られていますが、フィリピンでは「grab」が一般的です。
通常は個人が所有している車を配車サービスとして登録していますが、一般的な白色のタクシーも同じくサービスの登録をしている場合もあり、呼んだ車が通常のタクシーの場合があります。
セブ島のタクシー料金はいくら?
初乗り、メーター、交渉
一般的な白色のタクシーは初乗り料金は40ペソ(約80円)で、10分走行で約100ペソ(約200円)、30分走行で約300ペソ(約600円)、60分走行で約500ペソ(約1000円)と日本に比べてとても運賃が安いです。
空港があるマクタン島では白色のタクシーを利用する人や、走行台数も多くありません。よってお客様を乗せれる確率が減ることから、セブ島からマクタン島のリゾートエリアへ向かう際に「通常メーター分+200ペソ」などと追加料金を払う場合があります。その際は乗車した段階でドライバーと料金の確認をとりましょう。このような場合の支払いタイミングでの料金交渉は、高い確率でトラブルに繋がります。
セブ島のタクシーでの支払方法
セブ島のタクシーでの支払方法はクレジットカード決済は一切対応しておらず、現金払いのみです。さらに高額札(1000ペソ・500ペソ・200ペソ)はおつりが出ないと言われることが多いため、少額紙幣(100ペソ・50ペソ・20ペソ)とコインを合わせて用意しましょう。
またチップを渡す必要は基本的にないため、メーター表示をそのまま支払います。とても親切にしてくれた場合や、気持ち程度で渡したい方は20ペソまたは50ペソをチップにするのもよいでしょう。
セブ島のタクシーの乗り方
空港・ショッピングモール・宿泊施設から乗車
空港・ショッピングモールにはタクシー乗り場があり、タクシーの「会社名」「ナンバープレートの数字またはタクシー番号」等の情報を書いた紙を渡してくれます。信用のないタクシー会社はタクシーレーンに並ぶことができないため、万が一のトラブルのリスクが少なくなります。
滞在先のホテルやコンドミニアムから乗車
滞在先のホテルやコンドミニアム(日本で言うマンション)から乗車する場合は、各施設のエントランスに建物の安全を守る「セキュリティガード(警備員)」またはドアボーイが24時間常駐しています。彼らにタクシーを呼んでもらいます。
マクタン島にある高級リゾートホテルの場合では、専用タクシー(ハイヤー)が用意されることになり、サービスや車種が優良であることから一般的な白色のタクシー料金の約3倍ほどの価格です。
専用タクシーに乗車したい方以外は、白色のタクシーを呼んでもらうか施設にお客さんを送り届けた車に乗るのが良いでしょう。
街中で流しを捕まえる
タクシーが向かってくる際に、日本同様手を上げれば流しのタクシーが止まってくれます。現地では人差し指を指して止める方もいます。
乗車したら「目的地の大まかな住所」「目的場所名」または「目的場所の正式名称」を伝えると確実です。というのも目的場所名がいくつもある場合があるため、ドライバーが勘違いしてしまうことがあるからです。
配車アプリgrabを使う
grabを利用するメリットは以下の通りです。
・タクシーを呼ぶ際に目的地を入力するため、料金が事前に確定している
・GPS利用ができる場所ならどこでも呼べる
・ドライバーへの目的地間違えがない
・事前登録しておけばクレジットカード決済ができる
・ドライバーの顔・車種・名前情報が予約した段階で分かり安全
grabを利用するデメリットは特にありませんが、強いて言えば以下の通りです。
・一般的なタクシーのメーター料金+20ペソ(約40ペソ)程度がかかる
・ドライバーからの待ち合わせ連絡として英語または現地語(ビサヤ語)でメッセージまたは電話がかかってくることがある
セブ島のタクシー乗車時の注意事項
料金はメーターを使用しているか確認
交渉で料金が確定している場合や配車アプリgrabを使う場合以外は、初乗りは40ペソ(約80円)です。乗車した段階で40ペソ以外の場合はドライバーが消し忘れている場合または、前回乗車したお客さんの料金に上乗せしぼったくるドライバーがいる場合があります。そのため乗車したら最初にメーターを確認しましょう。
少額の現金の用意
セブ島のタクシーでの支払方法の項目でもお話したように、支払は現金払いのみです。少額紙幣(100ペソ・50ペソ・20ペソ)とコインの用意をしておきましょう。
深夜のタクシー利用はgrab利用がおすすめ
夜22時以降を超える場合は、男女ともに配車アプリのgrabを利用することを強くおすすめします。市内を走っている流しのタクシーやホテル・娯楽施設外に乗車している車はぼったくりや強盗などで犯罪を犯す人も少なくありません。どうしてもgrabが捕まらない場合は、女性一人だけではなくできれば男性を交えるなどし複数人で乗車するのが良いでしょう。
まとめ
セブ島のタクシー事情について紹介してきました。まとめると、
・「白・黄色・grabタクシー」の3種類がある
・料金は「初乗り40ペソ(約80円)」と格安
・支払方法は現金のみなので「少額紙幣とコイン」を用意する
・「安全」と「金額」を考慮した上でタクシーを選ぶ
・乗車時の注意事項は「メーターの確認」「深夜はgrabを利用する」
です。
英語や現地語が話せなくても、陽気なフィリピン人との会話はきっと楽しめるはずです。セブ島・マクタン島を訪れる際は、安全を考慮した上でうまくタクシーを利用しましょう。
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自分に合ったプランを見つけ、フィリピン・セブ島でしか体験出来ないステキな時間を過ごしましょう!