世の中には、2種類の人間に分かれる。
ジンベエザメと呼ぶ人間とジンベイザメと呼ぶ人間だ。

そこで、検証してみた
検証①
Google 検索 (インデックス数)
ジンベイザメ 436,000件 / ジンベエザメ 417,000件


勝者! ジンベイザメ
ジンベイザメがインデックス数で勝利したが、そもそも「ジンベイザメ」で検索するとジンベエザメというワードも多く引っかかってしまう。
検証②
ウィキペディア
ジンベエザメ(甚平鮫、英: Whale shark、 学名: Rhincodon typus)は、テンジクザメ目ジンベエザメ科に属する唯一のサメ。ジンベイザメとも。サメとしても軟骨魚類としても現生最大であり、そして、現生最大の魚である
引き分け!
ジンベイザメとも。 と描かれている事から、ウィキペディア的には、両方OKと認めている。それにしても、現生最大の魚だったのか〜。
検証③
アニメ
ワンピースのキャラクターは「ジンベエ」


ずっと、ジンベーだと思ってましたが、検索するとジンベエである事がわかりました。
検証④
航空会社
2015年12月からJALと沖縄美ら海水族館が提携したジェット機が登場しました。

2015年!ジンベエザメブーム到来か? 是非、水族館でジンベエザメを見たら、セブ島でジンベエザメと泳いでほしい。 大迫力で間近で見れます。
オールブルーのジンベエザメツアーは、ダイビングはもちろん、スミロン島ツアーや、マロログの滝に行くことも可能!
検証⑤
ジンベイザメ、ジンベエザメの語源は、「甚平」もしくは「甚兵衛」
ジンベイザメは、体の模様が着物の「甚平」に似ていることからか、この魚の形が甚兵衛羽織(甚平)を着た姿に似ていることからといわれる。
ジンベイザメは「ジンベエザメ(甚兵衛鮫)」とも呼び、「じんべい(甚平)」は「じんべえ(甚兵衛)」と発音されていたが、これは日本語の揺らぎによるもので、上記語源説のうち一方に断定する材料とはならない。なお、標準和名は「ジンベエザメ」である。

なるほど! とても興味深い!
と、いうことで、洋服の「甚平」についてwikiってみた。
甚平 / 甚兵衛
甚平(じんべい)あるいは甚兵衛(じんべえ)は、男性あるいは子供の着る和装のホームウエアのひとつ。 甚平は「甚兵衛羽織」の略で「甚兵衛という名の人が着ていたことから」という起源説もあるが、江戸末期に庶民が着た「袖無し羽織(そでなしばおり)」が、「武家の用いた陣羽織(陣中で鎧・具足の上に着た上着)に形が似ていたことから」という説のほうが強いとされる。古老によれば、筒袖となって普及したのは大正時代。大阪であったという。

wikiってもよくわからなかったので、甚平(ジンベイ)あるいは甚兵衛(ジンベエ)について調べてみた。
甚平(ジンベイ)の語源由来辞典で調べてみました。
「甚兵衛(じんべえ)」とも書き、「甚兵衛羽織」に由来する。
甚兵衛羽織とは、下級武士向けの木綿綿が入った袖なし羽織で、陣羽織を真似てつくられた「雑兵用陣羽織」の意味から、「陣兵羽織」で「甚兵衛羽織」になったとされる。
その甚兵衛羽織を着物仕立てにしたものが、「甚兵衛」である。
つまり、「甚平」という語の流れは、「陣羽織」⇒「陣兵羽織」⇒「甚兵衛羽織」⇒「甚兵衛」⇒「甚平」であろう。
その他、甚平の語源には「甚兵衛」という人が作ったとか、よく着ていたからといった説もあるが、単に字面から言われたもので根拠らしきものはない。
wikiペディアや語源辞書で調べるとそもそも、甚平(ジンベイ)しか出てこない理由で、ジンベイの勝利! 「陣羽織」⇒「陣兵羽織」⇒「甚兵衛羽織」⇒「甚兵衛」⇒「甚平」という、語源のルーツは興味深く、勉強になりますね。

結果 2対2 の1引分け!
呼び方はジンベイザメでもジンベエザメでもどっちでもいいみたいですが、一般的にはジンベイザメ(甚平鮫)よりもジンベエサメ(甚兵衛鮫)と呼ばれることが多いそうです。標準和名は「ジンベエザメ」とのことです。
おまけ:「どん兵衛」の歴史についてはこちら

ぜひ、セブにお越しの際は「お土産にどん兵衛」をお忘れなく。w