日本に戻ってきて必ず食べたいもの。
うどん。
厳密には「吉田のうどん」
一般的には山梨といえば、かぼちゃのほうとうが有名だが、WADAは声を大にして叫びたい。河口湖町の中心で叫びたい。
ぼ、ぼ、ぼかぁ
う、う、うどんが、た、食べたいんだなぁ。
というわけで、本日の昼食は吉田のうどんに決定。
県外の方はあまりピンと来ないかもしれないが、山梨県民(特に郡内と呼ばれる地域)はオギャーと産声を上げた、その瞬間に「あ、うどん食いたい」と思っている。
大抵の子供が最初に喋る一言が「うぅ。。。」
次に「どっどっ」
最後はもちろん「ん~」である。
そんな山梨県民はうどんの食べ方にもこだわりがある。まずは店選びから始まるわけだが、
富士吉田と呼ばれる市内だけでも60件をゆうに超えると言われている。郡内では200件にもなるそうだ。
人口の割合にするととてつもない数のうどん屋が点在するわけだが、
同じ味のうどん屋は2つとして無く、汁、麺、天かす、辛味がそれぞれ全く別の味付けとなっている。
その中からこれだ!といううどん屋を見つけ出し、マイうどん屋とするわけである。
県民は人生のパートナーを見つけるのと同じ位慎重に時間をかけてマイうどん屋を探している。
マイうどん屋は1つというわけでは無い。
二日酔いならココ。
がっつきたい時はココ。
好きなあの子と行くならココ。
といった具合に自分の中で使い分けるのだ。
本日は安定感抜群の「竹川うどんへ」
ちなみにここの娘である竹川Mさんは高校3年生の時GOとWADAと同じクラスでとてもいい子だった。
Mさんは元気にしているだろうか。
吉田のうどんは食べ方も十人十色。
常連になればメニューなど聞かれない。
のれんをくぐって一言目に「肉付け大ね」と
※肉うどん、つけ麺、大盛りと言う意味だ。WADAはこの肉付け大を15年間、ブレずに注文している。
この辺の無駄の無いやり取りが無骨で良い。
ちなみにココは同郷のGOとも良く行くうどん屋だ。
GOに至っては「GO君」と言う名の裏メニューが存在するほど。
座って30秒後には目の前にうどんが置かれている。早すぎて心配になる事さえある。
WADA流竹川の食し方はまず汁を1口。
天かすはお玉で4杯。
辛味は山盛り1。
参照を麺に1周ふりかけて、いざ実食。
汁に茹でキャベツを放り込み、
太くてコシがある麺に醤油と味噌で割った汁を潜らせ、天かすと汁に沈んだ馬肉を一緒に口に運べば、言葉が出なくなる。ただただ、ひたすら次の麺を汁に潜らせ、口に運ぶ作業しか出来なくなってしまう。
強烈なコシと五臓六腑に染み渡る汁の波状攻撃に、完全にノックアウト。
食いながら、「また、明日も食おう」と思わされて15年以上経つが、全く飽きない。
むしろ自分の胃袋の限界に何度涙したことか。
もっと食いたい。替え玉を頼みたい。
なのに!なのに腹がパンパンだぁあああ。
我々県民はこれを「満腹限界悔し泣き」と呼んでいる。
近年ではゆるキャラブームに便乗し「吉田のうどんぶりちゃん」なるキャラが確立された。なんともB級ぶりがたまらない。
また、気をつけて頂きたいのが食後である。
吉田のうどん屋は昼食時のみ営業している店舗が大半で、時間帯によってはかなり行列が出来る。食ったら次のお客さんのために速やかに席を開けるのがマナーだ。
一服は外で。
これを我々県民は「お次の方どーぞ」と呼んでいる。
さらに混雑時には同席が当たり前になる。そんな時に注意して頂きたいのが、天かす、辛味、山椒等の薬味の取り扱いだ。
各テーブルごとに置かれている場合が多いので、使ったら真ん中に戻す。これは覚えておいて頂きたい。
これを我々県民は「独り占めしないの」
と呼んでいる。
天かすや辛味は無くなりやすいので、なくなってしまった場合は補充してもらえばいい。
我々県民が「お願いしまーす」と呼ぶ行為がこれに当たる。
顔見知りのおじさんや先輩に遭ったら
「ごっさまデース」が使える。奢ってもらえる訳だ。
逆に後輩や部下に出会ったら「いいよいいよ」と唱えてお会計を出してあげるのが人情と言うものだ。
間違っても「吉田うどん」とは言わないように。全然違う。
阿藤快と加藤あいくらい違う。
アン・ルイスと半ライスくらい違う。
山梨に来た際には是非「吉田のうどん」を食べて頂きたい。
おふくろぉ、もぉ一杯!!
WADA









